18日目～卒検

写真撮影をお願いしなくてはならなかったので、ちょっと早めに10時半に到着。撮影後にライダーズルームで待つ。どうやら今日は全部で５人。時間になると教官が来て今日の段取り等を説明。コースは１コースだそうだ。左折の少ない２コースの方がよかったので残念。あと順番は５人中４番目になった。
その後、検定ポイントを解説したビデオを見る。これは教習所内で独自に作ったもので、すごく役立つ。というかもっと早く、２段階の最初とかで見せてよ！！
ビデオの後は発着点そばの検定待合室へ移動して順番に検定開始。この待合室、クランクのすぐ横にあって、自分以外の人の走りを見ることができる。１番目の若い男性、クランクうまいなぁ。ひらひらといった感じであっという間に通り抜けていく。２番目の人は最後にエンジンをかけたまま降りかけてた。やっぱ緊張してるんだろうな。
そんなこんなでいよいよ自分の番。周りを確認して乗車。緊張のせいかなんかふらつく・・・。ミラーを合わせて深呼吸。まずは外周を１周して坂道へ。直線では３０Kmをキープ！なのでメーターと睨めっこ。坂道発進は慎重に、普段よりさらにアクセル回しぎみでクリア。下りきったところの左折でちょっと膨らんだかも。次は一番心配だったクランク。無事通り抜けてほっとした。交差点を通り過ぎて次は急制動。カーブを抜けたあとそのまま行きたかったが、前に検定中の車がいたのでしかたなく一時停止。ちょっと加速がいつもより遅くなってしまったけど、いい感じで４０Kmぴったりくらいで進入、停止。踏み切りを通りすぎてＳ字。ここも問題なく通り過ぎてスラロームへ。緊張のせいか切り返しが遅れ気味だったけど、たぶん規定タイムをクリア。その後すぐの１本橋へのＵターンはちょっと膨らんでしまって、１本橋にまっすぐつくことができなかった。どうも安定せずにふらつくので、安全策をとって超ハイスピードで脱出！ひょっとして５秒台だったかもしれない。これで課題ポイントはすべて完了し、あとは発着点に戻るだけ。安心して気が抜けてしまったのか、ウインカーを一瞬反対側に出してしまった。発着点まで戻ってエンジンオフ。バイクから降りて検定終了。はぁ～終わった。いくつか減点はあったけど、一発中止はやらかさなかったから、たぶん大丈夫じゃないかな。
その後教室で待機。ここにきて待っていると、もしかして減点されすぎて落ちていないだろうかとだんだん不安になってくる。暫くして教官登場。一人だけ外へ呼ばれて出て行った。廊下で話す声が聞こえてくる。どうやらどこかで検定中止となるミスをしてしまったようだ。かわいそう・・・。で、再び教官が入ってきて、残りの人は合格です、との一言。みんなの顔に安堵と嬉しさが込み上げている。一人ずつ減点のポイントを言われたが、自分の時は１本橋の通過が速かったことと、最後に降りるとき左後ろを確認していなかったことを指摘された（降りるとき、右後ろだけ見ていたらしい）。
最後に免許書き換えの手続きについて説明を受けて、これで全てが終了。初めてバイクを触ったあの教習が１０月２１日なので、ほぼちょうど一ヶ月。なんだかんだで全てストレートでここまでこれて、ほっとしたような、ちょっとさびしいような、不思議な気分だ。