2011GW 九州ツー 5/5 [2011年GW 九州ツー]
相変わらず黄砂で霞んでますが、今日もいい天気です。
平戸-川内峠-R383-K19-宮之浦(橋で繋がれた最西端)
川内峠は宮之浦へ向かう途中にあるのでたまたま気が向いて通ったのですが、思いがけず素晴らしい雰囲気と景色の場所でした。
こんな丘を登ると、
テッペンにはこんな海の景色が広がってました。前後の道も気持よかった。
駐車場にいた。いったいなにをどうすれば結合したままその体勢になるのか・・・痛いらしくて悲鳴のような鳴き声で啼いてましたw
ここから南へひた走り。意外と時間かかるしたいして面白く無いという情報通り、淡々と1時間以上走り続けて、やっと着いたのは「橋でつながれた最西端」というただの漁港w
宮之浦-K19-R383-K19-生月大橋-サンセットウエイ-K42-大碆鼻
戻りはちょっと脇道それてみたりして、生月大橋に出るまで1時間半。なんともない漁港まで往復するのに3時間近くかかってしまった・・・人の忠告は素直に聞くもんですorz
寄り道なんかしなけりゃよかったんだけど、風力発電の風車って、見るとたもとまで行ってみたくなりません?w
たもとと言えば、橋もなんとなくたもとで写真撮ってみたくなったり。
生月島に入ってからの道はものすごくよかった。こういう道はやっぱりおっきいバイクで走りたい。
牛の放牧地なんかもあったり、のどかです。大バエ灯台は登れる灯台でした。当然登ります。が、微妙な高さがなんとも居心地悪くて、すぐに撤退。中途半端の高さが苦手なんです。
K42-K19-平戸大橋-R204-福島大橋-K103-白道-で福島を一周
海沿いの街道国道を淡々と走ります。
大型クーラーボックスにぎっしり詰まった豆アジ、ビニール袋に詰め放題。100円だなんて羨ましい。毎日南蛮漬け食べ放題だw
指先サイズの稚鯛にも値段つけて売ろうという商魂がすばらしい。
伊万里とか唐津とか、陶芸の街はこの辺に集中してるんですね。橋の欄干はホンモノの伊万里焼らしい・・・。
福島の土谷棚田は、棚田100選にも選ばれた有名スポットです。棚田フェチなのでここは絶対外せないと、楽しみにしていました。晴れてよかった。
海沿い、急斜面、石垣と美味しいところを総取りな感じです。さらに言うと西向きで夕景が最高。でも写真撮りに来てた人によると、田んぼの水面がきれいなこの時期、晴れの週末の夕方には三脚が50以上並ぶそうです。
福島は棚田もよかったけど、田舎道も非常に雰囲気あってよかったです。テント張って、そこを拠点に一眼レフ片手に原チャリとかでプラプラしたら、2,3日は楽しめそうです。ここは本当にまた来たいと思います。
R204-K342-R204-K301-波戸岬
今日は天気もいいので波戸岬のキャンプ場泊。九州内で最後の夜なので、明日の朝はテント乾かしたかったですし。キャンプ最終日の朝にテント干せないと、色々面倒なんです。
今日ここまで来た目的はこれです。どどーん。
呼子のイカ。いろんな人のブログでさんざん魅せつけられて、いつか食べたいと思ってました。やっと念願かないました。昼飯抜きで夕方までがんばった甲斐があったというものです。
キャンプ場では鳥取から来られたBMWの800R(新しいバイク?)の方と一緒でした。バイクも新しくて格好よかったけど、手慣れた感じでガソリンストーブ使って米炊いたりしてたのがなんとも格好よかったです。あたしゃその横でジャガリコをつまみにビール飲んでましたんでw
西側が海で夕焼けが綺麗でした。が・・・目の前の海がイカの漁場らしく、一晩中漁船のエンジン音とかスピーカー使って側の船と会話する声とかが。なかなか寝付けませんでした。
今日の走行距離:278キロ
2011GW 九州ツー 5/4 [2011年GW 九州ツー]
朝霧の煙る中、セローに鞭打ってR324を北へ。6時半の島鉄フェリーに乗るために、5時半に宿を出発です。前日にガススタで聞いたら天草市街までバイクなら1時間で余裕って言ってたので。
・・・って、天草市街からフェリー乗り場、けっこう離れてるじゃないか(汗)
霧で体が濡れるので寒いです。でも停ってる時間はないかも。というわけで頑張りました。頑張った甲斐あって、出港5分前に港に到着。天草市街手前まではかなりのペースで走れる道だったので、天気のいい日に走ったら気持よかったでしょう。ま、またくればいいや。
R324-鬼池港-島鉄フェリー-口之津港
スイングアームに車止め挟まれてます(涙)
3日連続のフェリー。船好きにはたまらんです。楽しい~。とか言ってる間に島原半島へ上陸。バイクではお初の長崎県入り♪
R389-R57-白道-仁田峠-R389-R57-K207(島原まゆやまロード)-雲仙グリーンロード-K220-潮受堤防
あいかわらず黄砂すごいけど、前日と違って晴れてるし道は気持ちいいし、最高です。
九州の段々畑や棚田は、石垣がはっきり積まれてます。東日本のは土盛りだったり、石垣でも草が茂っててよく見えなかったりします。やっぱ火の国=石の国なんだな。
途中立ち寄った雲仙地獄。知らなくて一度通り過ぎたんだけど、煙モクモクしてて駐車場に何台も車停ってたので、引き返してきました。
閻魔様は国家公務員ですかそうですか。水たまりはぐつぐつ沸騰してます。そしてなんだか息苦しいです。長居するとやばくね?
思いがけず楽しいところでした。おすすめです。
仁田峠からの景色。国道から逸れてすぐに料金所跡があったけど、昔は有料道路だったのかな。普賢岳は迫力ありました。火砕流で何人も亡くなったんですよね。火砕流といえば、がまだすドームっていう資料館がよさそうでした。行かなかったけど寄っとけばよかった・・・。
噴火した後は茶色の一色だったんだろうけど、中腹まではすでにうっすらと緑に覆われてます。自然の驚異ですなぁ。
途中で見かけた超!巨大な砂防ダム。今も工事が続いているようです。自然の驚異もすごいけど、それを克服しようとする人間の知恵もすごいもんです。
諫早湾にあるギロチン堤防の上の道路。虫がすごかったです。直線で7、8キロくらい走ってる間にメットノシールドとバイクの前面がすごいことになりました。
堤防外側の様子。帯状に黒くなってるとこは全部ボラ?か何かの群れ。食べ放題ってやつですな。
R207-諫早IC-長崎自動車道-西九州自動車道-佐々IC-K18-神崎鼻
単調な市街地道路に飽きたので高速へ。R205で西に向かうつもりで東そのぎICで一度降りたんだけど、降りた先から渋滞。かなり遠回りだけど、同じICからまた高速乗って、武雄Jct経由。
高速も部分的に渋滞。トンネルの中での事故とか勘弁してホント。原因作った方の車は罰金1千万円くらいとっていいよ。
そんなこんなで日本本土最西端。やっぱ端っこは達成感あります。満足満足。小島がたくさんある海の風景はなかなかのもんでした。
K18-R204-平戸
非キッコーマンw
九州の甘い醤油は最後まで口に馴染めませんでした。
平戸大橋。結構高さあります。風強いと怖そう。マップルによると風速15メートルでバイクは通行禁止らしいです。
平戸でちょっと観光。最南端駅の翌日に最西端駅。この日は天気はよかったですがめぼしいキャンプ場を見つけられなかったのでまたビジホ。さすがにGW中の観光地だとYHは満室でした。
2日連続のビジホなので節約のために部屋飲み。真鯛とヒラマサ。ヒラスって書いてあって、ヒラスズキ?と思ったらヒラマサの現地名でした。ビールも安いヤツにしてさらに節約。
今日の走行距離: 322キロ。
2011GW 九州ツー 5/3 [2011年GW 九州ツー]
今日は雨予報。朝はぎりぎり降ってなかったけど下だけカッパを履いてスタート、かなり早い段階で降り始めてその後はひたすら移動だったので書くこともなく写真も少ないですが・・・。
砂むし会館「砂楽」は朝8時前だってのにこの行列・・・。結構並んだけど昨日のうちに行っといてよかった。
R226-西大山駅-開聞岳周遊道路-R226-K29-R270-R3-道の駅阿久根
西大山駅は鉄道駅としては日本最南端。「鉄道としては」っていう前提がつくのは、沖縄にゆいレールがあるから。
大根は駅ロータリー横で売ってたもの。ちょーでっかいのが2本で100円。やっすー。買って帰りたかったw
開聞岳を周遊する道路は、一部こんな感じのトンネル。どうしてこういう構造なのか不明だけど、超狭くてところどころ明かり取り?通風口?の穴が空いてる。実は1級の心霊スポットだったらしいけど、全然知らなかったので喜んで写真撮ってたw
途中からこんな感じに。トンネルやーめたって風になってました。ますます不思議。
枕崎を通って行こうかと思ったんだけどこの辺から雨降って来たのでK29で南さつまへショートカット。北上を開始です。雨なのでこの辺ずーっと写真なし。吹上温泉も吹上浜も雨なのでスルー。
雨の中をひたすら走り続けて、阿久根の道の駅に到着。食堂混んでたしあんまり惹かれるメニューもなかったけど、ノンストップの雨天走行でかなり疲れて集中力もなくなってきたのでレストランで昼食。たいしたことないフライの定食だったけどかなり待ちました。
鯵は道の駅の売店で売ってたもの。すんげー身が厚くて美味そうでした。
R3-黒之瀬戸大橋-R389-蔵之元港-牛深
蔵之元港までくると雨は少し弱くなりました。1時間20分に1本出てるんですが、惜しいところで逃して1時間待ち。
車は10台くらいいたけどバイクは私が一番。
島ネコ相手に遊んでいるうちにフェリー到着。
あっという間の30分。1330円だったかな。雨は止みそうで止まないので、フェリーの中に置いてあったパンフに載ってたビジホに電話して予約。
港にやたら立派な橋がかかってた。
フェリーを降りて、宿へチェックインしてから街を散策。閉まっている店が多い。港に観光向けレストランがあったのでそこで夕飯。
これが思いがけずアタリでした。カマ焼きでかくてウマい。
今日の走行距離:195キロ
2011GW 九州ツー 5/2 [2011年GW 九州ツー]
朝。
バイクも、テントも、この状態になってました。えー。これってやっぱり火山灰っすよね。すごい・・・。そういえば前夜聴いてたAMラジオの天気予報でも、火山灰が降る方向は東側って言ってたっけ。鹿児島のみなさんご苦労さまです。
R448-K68-K564-K48-K566-佐多岬
R448の海沿いは景色が楽しい道でした。が、太陽直視しても眩しくないくらい黄砂がひどいorz
内之浦はロケットの街ってことで、欄干が衛星になってます。同じものはひとつもなくて、芸が細かい。
途中で湧水発見。地元のヒトが汲んでるました。小さいペットボトルなので割り込ませてもらって味見。おいしい・・・かもしれないけどぬるくて^^;
この方は車中泊メインで車で日本一周したことがあるそうで、阿蘇周辺の素晴らしさとか、被災した東北を旅したときのこととか、すっかり話し込んでしまいました。
快走路にちょっと飽きたので、K68が分裂している辺りで佐多岬→の看板を無視して白道を徘徊。大隅半島は白道とか林道とかいっぱいあるので、セローでじっくり堪能したらお腹いっぱいになれそうです。
佐多岬ロードパークの料金所は閉鎖。でも駐車場手前で300円。駐車場から岬の先っちょまではちょっと歩きます。今日は熱い;;
灯台は岬の少し先の小さな島の上でした。最北端の宗谷岬から最南端のここまで足掛け24年かかりましたw
K68-R269-K68-R220-R224-湯之平展望台
佐多岬からの戻り中に猿発見。
R220を北上中に桜島が見えてきました。鹿児島で一番立ち寄りたかったのが桜島だったのでテンションが上がります。
でもやっぱり少し黄砂でくすんで見えるかな。
桜島に入ってずっと路肩が黒い砂でいっぱいで、これが火山灰かぁと思いながら走ってました。展望台駐車場の階段で改めて見てみると、さらっさら。
いやーでも間近で見るとやっぱり迫力です。つかしょっちゅう噴火してる活火山なのに、こんな近くにいて大丈夫なの?(汗
ところで錦江湾ってのはカルデラが海と繋がってできたんだそうです。九州の自然はどこもスケールがでかい。
桜島フェリー-鹿児島市街-天文館むじゃき
桜島フェリーは時間も短いし(15分)湾内で揺れもないせいか、バイクはサイドスタンドで停めるだけ。車は、どうやら慣れている人は降りもしない様子。
時間短いので船内でうどん食べるのも大変です。あちちち。
鹿児島市街側に上陸したら、火傷した舌を冷やさねば。
この日は暑かったのでできれば店内で食べたかったけど、大行列だったしスナック通りに路駐したジゴロウも気になるのでテイクアウトを店の前で。あまーい。うまーい。今回しろくま食べたから、次回はくろくま食べよう♪
R225-K217-K219-指宿スカイライン-K17-K28-K236-R226-指宿
翌日の天気予報が雨だったので指宿のユースを予約して南下を開始。鹿児島市街を抜けるのにどえらい時間がかかってしまいました。おかげで行きたかった知覧の平和記念公園に行きそびれてしまいました。
さくっとノンストップで指宿に到着。ちかれたー。まずはチェックインして、それから砂風呂へ。チェックイン前に通ったときに見たら建物の外まで並んでいたんですが、行ってみたら行列は解消してました。
ラッキーと思って中に入っていざ砂風呂・・・中(というか建物から反対側の砂浜)ですげー並びました。カメラ持っていって大丈夫なのかわからなかったのでデジカメも脱衣場に置いてきたので写真なし。
さっぱりしたところで近くの居酒屋へ。見たことない焼酎いっぱいでした。
今日の走行距離:304キロ。メーターパネルにも黄色い砂が。。。
黄砂はすごかったけど、天気よかったし初めての鹿児島をめいっぱい堪能でしたので大満足な一日でした。
2011GW 九州ツー 5/1 [2011年GW 九州ツー]
午前中は曇天の予報だったので、朝食もユースでしっかり食べます。
高千穂YHの朝食、頼んで正解でした。体にやさしい朝御飯です。美味しかった!
7:50出発。予定では山の中を椎葉経由で南下しようと思っていたんですが、前日の悪天で道路状況が悪そうなのと、全体のルートをよくよく吟味してみたら結構日程がカツカツだということに気づいたので、時間を短縮できそうな海沿いルートを取ることに。
R218-延岡道路-東九州自動車道櫓-R10-K366-K302-K308-K304-R10-一ツ葉道路-R220-K377-青島
海沿いへ出るまではかなりどんより。でも山にかかる朝靄が綺麗でした。鯉のぼりは東京ではすっかり見ることもなくなったけど、九州ではどこを走ってもいっぱいありました。しかもすげー立派。子供の名前を書いたのぼりが一緒に建てられたりしてました。
左はK302。昔のリニアモーターカーの実験線と並行して走る超絶退屈道路。でも、ここで例の赤白のヤツが500キロを記録したのかと思うと、ちょっと見てみたかったなーと思ったり。一ツ葉道路は前日の阿蘇周辺と同様に風がものすごくておっかなかったです。
もうこの辺はずーーーーっと移動。ひたすら移動。ちょっと苦痛。お昼前にようやく青島に到着。
一日一ソフトは日向夏。あかぎあい時代のsakusaku見てた人にとっては特別な思い入れがあるはず>日向夏
K377-R220-K433-鵜戸神宮
この辺はとくに寄り道ポイントを考えていなかったので、とりあえずツーマプに載ってる神社をはしご。岩窟内に本殿があります。よくこんな中に建てたなー。
運玉。女性は右手、男性は左手で小さな素焼きの玉を投げて、亀石(と呼ばれてるらしい)の中の穴に入ったらラッキーがある。
・・・ラッキーはない。以上。
R220-R448-K36-都井岬
都井岬はガキのころに何かで読んで、ずっと行ってみたかった場所でした。でも久々のロングツーのせいかペースがつかめず昼飯もスルーしてしまって、ちょっと元気なく感動も薄く。
なんとなく気分がのらないのはこんな天気のせいもあるかも。でも登れる灯台は意外と少ないので一応のぼっとく。
K36-R448-くにの松原キャンプ場
曇ってはいるけど予報を見ると雨の心配はなく翌日は晴れるとのことで、九州入りして初のキャンプ泊♪
少し前の国道からずっと一緒に走ってたDR-Zの人も同じキャンプ場へ。高千穂周辺と大隅半島周辺で、キャンプ場を基地にして数泊しながら林道三昧だそうです。
ちょっと疲れていて、温泉さがすのも面倒だったのでキャンプ場のシャワー浴びて近くの道の駅でビールとつまみ買って、早めに就寝。
なんかずーっと走ってた気がしてたけど、距離はそんなでもなく293キロ。あ、この日ジゴロウの総走行距離が15000キロを超えました。