ナツのいる場所 [Photo is]
柊なおさんのところで楓さん(なおさんの愛犬)の記事を見るたびに思い出す。
昔実家で飼ってた「ナツ」。ナッちゃん。
レトリバー?の雑種。飼い始めた時に私は既に家を出ていたんだけど、帰省したときには散歩に連れて行ったりしてかわいがってた。お利口さんだったなぁ。臆病で物静かで、私は吠える声を数えるほどしか聞いたことがなかった。
残念ながら2歳半で、病気のためこの世を去ってしまった。
そのとき、泣きながら半狂乱で「死んじゃった、死んじゃった」を繰り返す電話の向こうの母親の声を聞いて(しかも朝7時だよ)、あたしゃてっきり親父殿が、かと思って腰抜かしそうだったよ・・・。
『ただそれだけの、
けれど、これほどまでの
シチュエーション』
歌の歌詞だったか何かのコピーだったか覚えていないけど、どっかからパクってきたこんなサブタイトル付けて学祭の写真展に出品した。
私が撮った彼女の唯一の写真。車に乗せて九十九里に行った時の。
今でも、大事な大事な思い出の写真の1枚なのだ。