仕事とプライベートの狭間で [雑記]
私、とある企業でネットワーク・エンジニアをやっている。
比較的規模の大きなネットワークで、構築やら運用管理やら毎日大変だけど、結構楽しいかな。昔はネットワークだけでなくサーバーもいじったしソフトウェアもいじったし、若い頃にはプログラミングもしてたけど、企業システムがオープン系寄りになるにつれて規模が大きくなって、ネットワークだけで専任の担当が必要なくらい仕事が増えて、気がついたときにはすっかりネットワーク屋さんになってた。
「自分の会社を好きですか?」と問われたら返事はビミョーだけど・・・
「自分の仕事を好きですか?」と聞かれたら「好きです」と即答するかな。
これって結構幸せなことだと思ってる。
まあ、そんなことはどうでもよくて・・・・・
家庭で使うブロードバンド・ルーターや家電屋のPCコーナーで売ってるスイッチングハブと比べると、企業向けの大規模ネットワーク機器っておどろくほど高価。マシンルームの片隅でうなりをあげている1ドア冷蔵庫みたいな箱が数千万円だったり。小汚いダンボール箱に無造作につっこんである光ケーブルコネクタの山がひとつかみ百万円だったり・・・。
まあ企業が使う金って、システムに限らずとにかく桁外れ。
そんな金額の見積書をしょっちゅう目にしていると、今手元にあるシェルパの見積書に書かれた金額なんて、小銭入れの中のジャリ銭でちゃちゃっと払えちゃうんじゃないの?なんて勘違いしちゃいそうだ。
もちろん実際には、見積もりに書かれた金額と貯金残高を見比べてため息ついてるわけだけど・・・・。値引きがもっと大きければなぁなんて思いながら。
値引きといえば・・・システム関係のハードウェアの定価って、あってないようなもの。モノにもよるけど、3割とか当たり前。3割引じゃないよ、定価の3割が購入金額。
バイクも定価の3割で買えればなぁと思いながらも、今日も会社で定価の27%ラインの攻防に励むのであった。
「お中元と思ってまけてくれよー」
「えー、もう鼻血も出ないっすよー」
とか言い合いながら。