True Colors [音楽]
たぶん、私が初めて「10時間聴き続けても飽きない」というほどに好きになった洋楽の曲が、これだ。いや、さすがに7時間くらいで飽きるかもしれないけどw
いつごろだったかな、何気なくエアチェックしながら聴いていたFMラジオから流れてきたのを耳にしたのが最初だった。そのときのカセットには、本田美奈子さんのOneway Generationも入っていたよーな、気がするw
メロディも彼女の歌声ももちろんいいけど、歌詞が、本当に勇気づけられるすばらしい詞だと思う。
心が闇に囚われて 自分がどうしようもなくちっぽけな存在だと 思ってしまうでしょ
でも私には あなたの心の奥の方で輝く ほんとうのあたなが 見えるよ
だからこそ わたしはあなたを 愛している
~ ~ ~
もし もう狂ってしまいそうなくらい嫌なことを抱え込んで
もうこれ以上は無理だと思ったときは
私に電話をちょうだい 私はいつでも そこへいくから
"you call me up, because you know I'll be there"
という最後のセンテンス。I'm thereじゃなくてI'll be thereというところに、「そこ(あなたの横)にいる」じゃなくて「そこに行く」だと思うのが、私なりのコダワリでありますw
いや単純に、メロディーにちょうどいい具合に乗るから、ってだけかもしれないけど。あれ、それとも仮定法的に未来型になってるだけ???
ところで・・・・
through というのは、おそらく日本人がもっとも発音を苦手とする単語のひとつではなかろうかと、思うわけで。なんてったって"TH"と"R"の2大巨頭が並んじゃってるんだもんね。
And I'll see your true colors
shining through
サビで一番肝心な"True"と韻を踏んでいるわけだけど、うーん、難しいね
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私信。
いろいろなヒトが、それぞれのヒトの中にいろんな色を、見るはず。だから、それら全ての色に自分を合わせるのは、無理だよ。色じゃなく、光を見てもらうことが、大切なんだと思うわけで。そのことはまた今度、話そうと思ってます。
世界の成り立ち [音楽]
一昨年の夏に北海道へ向かう、あるいは小樽から舞鶴へ向かうフェリーの中で読もうと、何冊か本を買った。
そのうちの1冊が文庫本かと思いきやハードカバーで、ツーリングのお供にするにはあまりに邪魔だろうということで家の本棚に寝かせていたんだけど・・・そろそろほどよく熟成も進んでいい具合になったはずなのでw、引っ張り出して読んでみた。
スイング、つまりジャズというジャンルには正直あまり(というかほとんど)なじみがないんだが、日本人アーティストとして唯一、スガシカオについて語られていて、それを読んでみたくて買ったのだった。
- 作者: 村上 春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/11/25
- メディア: 単行本