待っていた [音楽]
結婚・出産を経て、復帰第一弾のアルバム。待ってたよ~。
彼女を初めて知ったのは所属事務所であるオフィスオーガスタのサイト。元々好きだった山崎まさよしと同じ事務所で、何気なく覗いていたらまだメジャーデビュー前の彼女のインディーズCDが紹介されていた。そこで何曲か試聴できたんだけど、そのうちの1曲が山崎まさよしの「名前のない鳥」のカバーだった。
オリジナルの方も好きな曲だったので、ちょっと興味が湧いて聞いてみたら、これが独特な感じでいい。通販でそのときリリース済みだったインディーズCDを2枚買って結構よく聞いていた。
そんなある日、卒業した学校の学園祭で山崎まさよしがライブをやるということで、チケットを入手して行った。結構早めに着いて、久しぶりの母校に懐かしく思いながら開場とともに講堂の中に入って待っていると、前座ライブが始まった。
そこに彼女が。
大げさでなく、彼女が歌い始めた瞬間、講堂の中の空気がピーンと張り詰めた。
まだ開演まで30分あって埋まっている席は半分、開場のあちこちで入場してくる人がぞろぞろと。そんな歩いていた多くの人が、彼女の歌が始まると同時に足を止めてステージの方を向いていた。
歌ったのはほんの2曲か3曲だったと思う。その間私はどうしていたかといえば、鳥肌が立つのを感じながらただただ、彼女の歌声を聴いていた。
その後何度かイベントライブなどで彼女の歌を聴く機会があったりしながら、やがてメジャーデビュー。東京でのソロライブには必ず足を運んだ(ていうほど何回も無かったけどw)。初めてのソロライブの時には、恥ずかしい話だけど歌い始めた瞬間、感動でちょっと泣いた。
その後の活躍は良く知られている通りだけど、あるとき突然の結婚・妊娠による休養宣言。1度は流産という悲しい出来事があったけど、その後再び妊娠して無事出産。そして復活。
20GBのiPodに入っている10GB分の音楽。これからしばらくは、その中のほんの数十MBを繰り返し聞くことになりそうだ。そして6月下旬にはライブ。久しぶりの生歌。楽しみだなぁ。また泣きそうだなぁ(笑)