宿探しについて [ツーリングの計画]
2006年夏ツー~北海道編3
>ところで、pittsさんは宿泊先を何で探しているのですか?携帯?
とコメントで質問いただいたので。一応断っておくと、以下は自分が一人で旅行をする場合に限ったものだ。それぞれ、自分のスタイルに合った方法があるでしょうから。あくまで自分はこうしている、というだけのこと。あと、当たり前のことも一応書きとめてみた。もしかして参考になる人もいるかもしれないから。
基本的に、よほどの事情がないと前もって宿を取ることはしない。予約してしまうとどうしてもそれに合わせた行動を取らざるを得なくなってしまうので。天気とか、現地で仕入れた情報とか、気分とかによって、行きたいところも変わってくるし・・・。今回事前に予約していたのは、四国のライダーズイン雲の上と大阪のホテルだけ。ここは関西勢とツーリングに行ったり摩太郎さんと合流することになっていたから、雨だろうとなんだろうと予定を変えることはしないから。
去年の9月に車で北海道を回ったときは、フェリーを予約した以外は本当になんにも決めてなくて、それこそ毎日夜に翌日のルートと行き先を決める、といったようなことをしてた。初日と最終日の2回、美瑛に行ったりとか。
計画ちゃんとしてないと、余計に走り回るハメになっちゃったりはする(笑)
まあ予約を取るだけ取って、不要になったら当日電話でキャンセルすればいいのかもしれないけど、それも面倒だし。
毎日午後、昼過ぎ~2,3時くらいになると、その日の宿泊先を決める。場所や時間にもよるけど、いる場所からだいたい100キロから200キロ圏内。だいたい5時前にはたどり着けそうな、ちょっと大き目の町か温泉街。
鉄道が通っている所だったらまず駅を目指す。駅を目指すというか・・・正確には駅前にある観光案内所を目指す。
どこに行っても、その町の地図と宿の一覧が書かれているようなパンフレットがあるので、それをもらいに。上でだいたい5時前に着けるようにと書いたのは、この観光案内所が5時くらいに閉まってしまうところが多いから。
行くのが面倒くさかったら、観光案内所に電話して、予算から宿をいくつかピックアップして名前と電話番号を教えてもらうこともできる。
一覧にそれぞれの宿の値段が書かれていたらラッキー、それを参考にしながら自分の予算に見合った宿に電話する。値段が書かれてなければ、上から順に片っ端から。
当日の空きと値段、行き方を確認してその場で予約して、あとはそこを目指すだけ。
北海道だとかなり大きい街でしか使えないけど、携帯から楽天トラベルなんかのサイトを使ったりもする。こっちだとわざわざ何件も電話する必要ないから、ほんと楽チン。先にこっちを試す方がいいかな。で見つからなかったら上の方法で。
いずれにしても、宿探しにかける時間はせいぜい10分とか20分。よほどのことが無い限り、見つからないなんてことはない(「よほどのこと」にならないように混雑する時期を外したり、それなりのことはしているつもり)。
あ、ラリーとかスポーツの大会とか学会とか、突発的に近辺の宿が全滅することはあるみたいだから、その時は運が悪かったと思って夜通し走ってください(笑)
そうそう、宿で食事をしたい人は前もって予約した方がいい。準備があるから、当日の午後に電話したら部屋が空いてても食事は断られることが多い。私は毎晩飲みに出かけるから関係ない♪
今回のツーリングで泊まった宿。一番高かったのが根室の6200円(面倒くさくなったのとちょっと腰が痛かったので贅沢しちゃった)。後はほとんど素泊まり3000円台。
稚内 | 民宿 | 宿で直接交渉(食堂を兼ねていてそこでたまたまご飯食べてた) |
摩周温泉 | ホテル | 楽天 |
根室 | ホテル | 観光案内の一覧見て電話 |
池田 | ユースホステル | 当日に電話(食事間に合ったので付けてもらった) |
美瑛 | 民宿 | 観光案内の一覧見て電話 |
舞鶴 | ホテル | 楽天 |
大阪 | ホテル | 旅立ち前に予約 |
四国雲の上 | ライダーズハウス | 旅立ち前に予約 |
高知 | ホテル | たまたま前を通りかかって、ホテルの駐車場から(笑)電話 |
徳島 | 旅館 | 楽天 |
徳島で、最後の夜。和室で、無線LANが使えてびっくりした
2006年夏ツー~北海道編3 [2006年夏 北海道四国ツー]
7月9日(日) 4日目 時々
多和平-摩周湖-神の子池-開陽台-北19号-野付半島-風連湖-根室
この地図はカシミール3Dを利用して作成しています。(出典:国土地理院地形図)
カシミール3Dホームページアドレス(http://www.kashmir3d.com/)
朝からどんより曇ってる。微妙に霧雨っぽい感じ。4時半頃起きたけど、どうもそのまま出発する気になれず。結局宿を発ったのは7時くらい。
まずは900牧場、多和平をまわるが、両方とも霧で真っ白。残念。
多和平にあった「摩周湖の伏流水」。飲用って書いてあったけどホントに平気なのかな。北海道の生水ってエキノコックスやばいんじゃなかったっけ?
そこから885号-150号を繋いで裏摩周展望台と神の子池へ。裏摩周は初めてだったとおもう。
ずっと霧だったのに・・・・・
なぜか裏摩周に到着する直前に真上がそこだけ青空に。もしかしてと淡い期待を抱いて展望台へ行ったら
見事に摩周湖が見渡せた。
まだ霧が収まっていなくて、時々白く見えなくなってはまた見えてを繰り返していて、それがまた幻想的。
あっという間に白くなる。
神の子池は、手前のダートが本当に怖くてつらかった。砂利はそんなにひどくないんだけど、とにかく路面が穴だらけで、後ろに積んだパソコンが気になって・・・。出発直前に大枚はたいて新規購入したVAIO T。支払いも済んでないのにこんなとこで壊れたら泣く。
けど、青い水が本当に綺麗。行ってよかった。来年また来るかと聞かれたら・・・来る!
ネットでよく初心者ライダーが掲示板とかで「神の子池へのダート、オンマシンでも平気?」って書き込んでいたりするけど、平気!自分みたいに人が走るくらいのスピードでゆっくり進めば。荷物なかったらもっと楽勝だったと思う。
でも前から観光バスが来たときはジャリジャリの路肩まで寄せながらちょっとビビった(笑)
150号を戻って、お気に入りの直線がある505号にちょっと入ったところで写真だけ撮って今度は開陽台〜北19号へ。
505号線。牧場の中の直線。
開陽台は結構混んでた。
この辺りはツーマップルのお勧めルートをそのままなぞる感じ。開陽台でご飯食べようと思っていたけど、あんまりパッとしなくて牛乳だけ飲んで先へ。結局今日の昼ごはんは2時くらいに海沿いの国道244にあるセイコマでおにぎり1個食べただけだった。
毎回ついつい来てしまう北19号線。
突き当たりで国道244号へ出たところを右折、すぐをまた右折して走る道路は・・・
名無し(・∀・)
774号線沿いのホクレンにオリジナルフラッグがあるってマップルに書いてあるから・・・と思っていたら日曜日で休みだった。でも後からよく考えたら、フラッグキャンペーンは翌日からだった(笑)
ガ、ガスぎりぎりかも。次の給油まで、念のためにコックをリザーブにして走る(汗
丘の上に「牛」の文字が( ゚∀゚)ノ
川北から南東へ走ってミルクロードを今度は北東へ。海沿いに出るところでやっと給油できてホッと一息。ここからは根室を目指すけど、途中で野付半島に寄り道。
舗装されているのはここまで。
彼方には灯台。オフ車なら近くまでいけるかも。
こんな道を十数キロ堪能できます♪
往復40キロ近く走らなきゃだから誰も来ないかと思いきや、結構ライダーがやってくる。何人かと話してると、あっという間に1時間くらい経ってしまった。
スポーツバイクにタンクバッグ1つで来てる人がいて、聞いてみたらキャンプ場に荷物置きっぱなしで、そこを起点に日帰りであちこち回っているらしい。そういうのもいいなぁ。
国道まで戻って、R244を東へ。この辺、風連湖あたりまでずっといい雰囲気だった。車もほとんどいないし。あ、新酪農村展望台に寄るの忘れてた。 根室に近づくにつれて、だんだん風が強くなって、寒くなってくる。
国道44号に入った先は根室までただ走るだけであんまり面白くはない。16時頃に根室到着。駅前で、スクーターで旅してるおじさんとまたまた小一時間話してしまった。今日だけで、何人のライダーと会話しただろう。旅の途中、こういうのがまた楽しい♪
さて、泊まるところをどうしようかと思ったけど、ちょっと腰が痛いし面倒くさくなってくるし、結局2番目に電話したホテルに。6300円。高〜。そして、やっぱり今日も飲みに出かける・・・けど、節約のために海鮮居酒屋みたいなとこはやめて、町の中華料理屋さんで野菜炒めとビール(笑)
本日の走行距離:ちょい少なめ307キロ。