2006年夏ツー~北海道編5 [2006年夏 北海道四国ツー]
7月12日(水) 7日目 のちときどき
美瑛-樹海ロード-夕張-岩見沢-札幌の友人宅-小樽-フェリー
この地図はカシミール3Dを利用して作成しています。(出典:国土地理院地形図)
カシミール3Dホームページアドレス(http://www.kashmir3d.com/)
道内最後の日。予報どおり朝から本降り。濡れながら出発支度をしていたら民宿のおばちゃんがタオルくれた。ありがとう♪
とりあえず今日は夕方までに札幌に行けばいいだけ。昔からの友人夫妻のところで晩飯をご馳走になる予定。旭川を経由して高速に乗るか、富良野から国道38号を経由して滝川を抜けるか、樹海ロードを経由して夕張に抜けるか。雨だけど、せっかくなので樹海ロード経由で行くことに。
そうそう、本当は美瑛で一箇所寄りたいところがあったんだけど、雨で断念。平日しか行けないところなんだけど、去年は土曜日だったのでダメだった。
富良野市街地を東側の迂回道路で抜けて南下。樹海ロードは雨が怖くて(それほど強く降ってはいないけど)ペースを抑えながら走る。天気悪いし、特に見るところもないなぁと思っていたけど、このまままっすぐ札幌入りはさすがにもったいないと思って、夕張で幸せの黄色いハンカチのロケ地に立ち寄る。
最後のシーンのセット。
『勇さん、見ろよ!』てか
映画自体何回か見ていたこともあって、思いのほか面白かった。撮影用のファミリアが実は2台あったこと(1台はこの博物館に展示されて、もう1台は撮影後にスタッフに払い下げられたそうだ)とか。黄色い紙のメッセージは写真で見たとおり壁から天井からびっしり。
うにょうにょしてるのが全部メッセージ。
自分も旅の安全祈願を書いて貼った。
もしまた来ることがあったら見てみたい。入って左の奥の方の壁。結構下のほうかな。
観光している間に雨も止んでくれ、このまま地方道を経由して岩見沢へ抜けることにした。この道、夕張駅のすぐそばを通る。夕張といえばこの間破綻したばっかり。名前の有名な割には活気も人気もない町だったな。なんか暗~い雰囲気でどっぷり覆われてる。
その後予想外に狭くて長い峠道に悩まされながら、なんとか岩見沢へ無事到着。ちかれた~。この辺は街も大きくて札幌と大差ない感じ。2車線の広い市街地道路を走りながら札幌を目指す。予報はまたまた外れて、空には一部青空も見え隠れ。あ、暑い・・・。カッパ脱ぎ捨て、ジャケットもメッシュに変更。
うーん、晴れるってわかってたら高速使って積丹に行ったのに~
2時頃札幌市内に入る。時間的にオイル交換は無理そうなので、とりあえず友人宅を目指すと、途中で藻岩山ロープウェーの看板を発見。まっすぐ友人宅に行くとちょっと早すぎるのでここで時間つぶし。
上りのロープウェーは客が自分だけ。案内の女の子と雑談しながら頂上へ。旅行好きで、自分が5月末に行った能登に、つい先日行ってきたらしい。こういうのが楽しくなっちゃうのはオジサンな証拠だよなぁ(笑)
夜のデートスポットとして有名らしい。
確かに夜景は綺麗そう。
頂上で一通り景色を眺めたら再び下へ降りて、今度こそ友人宅へ。去年も行ったから近くまでは迷うことなく来れたんだけど、建物がわからずにヘルプコール。外まで出てきてもらって、家へお邪魔した。勝手に押しかけてるだけなんだけど、いつも歓迎してくれてありがたい。
海鮮山盛り♪親戚がお店やってるので。
骨付きラム肉。ニクニク~
小樽かま栄のカマボコ各種。絶品♪
この他にも札幌と千歳空港でしか売ってない某有名店のチーズケーキなんかも。食った食った。満腹。ありがとう!
8時半頃に来夏の再開を誓って、小樽を目指すことにする。見送りに外まで出たときにバイク跨ってもらったりしたけど、やっぱりでっかく感じたみたい。
面倒くさいので高速をちゃっちゃと走って、21時40分頃に無事ターミナル到着。バイクは12,3台くらいかな。待っているとき、隣にブルーのZ750Sが。しかもライダーは女性。格好いいなぁ。しばし雑談して、フェリーの中へ。さらば北海道の大地。
夜のターミナルは独特な雰囲気
Z750Sのオネーサマにお願いしてパチリ
本日の走行距離319キロ。
さてさて、これで北海道は終わり。これから西日本で旅後半が始まる。わくわく。
7月13日(木) 8日目
フェリー-舞鶴港
朝起きたら、フェリーの周りは真っ白。霧の海は幻想的というか、ちょっと不気味。午後ちょっとだけ天気回復。暑ぃ~。
ここで本を読むのが好き。
夕方。赤い空は見れなかった。
そうそう、前夜フェリーに乗場で、池田のユースで一緒だったライダーさんとばったり。びっくりした~。晩飯を一緒に。舞鶴についたらその足で奈良の自宅に帰るそうだ。
夜9時、舞鶴港に到着。舞鶴近辺の海岸ってすごく複雑なので、入港前は外でずっと夜景を眺めてた。案内の放送があって、車輌甲板へ。あ、あぢぃ。北海道帰りの身には地獄だよorz
フェリーを降りて、程近いホテルに到着。汗だく。荷物置いて、隣のローソンで冷え冷えのビール買いこんで部屋で飲む。とりあえず無事に北海道での旅前半を終えたことに感謝して、これからの後半の無事を祈りながら、乾杯
さてさて、翌日からはいよいよ初めて走る関西♪
新たな仲間♪ [地球侵略日記であります]
昨日の夜、いつもとは違うコンビニに行ったら売ってたのでつい・・・。
チビック ケロンズ
2個買って、ケロロとギロロをゲット♪
amazonでも売ってた。全10種で2044円。
コンビニでバラで揃えようとするより安いな。
なんか会社の机の周りが、だんだんこの手のもので埋め尽くされてきた(^^;
2006年夏ツー~北海道編4 [2006年夏 北海道四国ツー]
7月10日(月) 5日目 時々
根室-納沙布岬-北太平洋シーサイドライン-厚岸-釧路-池田
この地図はカシミール3Dを利用して作成しています。(出典:国土地理院地形図)
カシミール3Dホームページアドレス(http://www.kashmir3d.com/)
残念ながら朝から予報通りの曇。
どうしようか迷ったけど、ここまできたんだからと一応納沙布岬を目指して走る。岬で軽く写真撮影して、根室市街までの戻りは南側の道を。うーん、北側を往復したほうがよかったかも。宿でうっかり朝食を頼んじゃったから、岬の鈴木食堂でご飯食べれなかったorz
根室市街から納沙布への道
誰もいない納沙布。
今日からホクレンのフラッグキャンペーン。根室でほんのちょっとしか減ってないのに給油。フラッグ早く欲しかったんだもん(笑)
念願のフラッグ。まずは緑ゲット♪
ちなみに・・・こうしてなびかせながら走ってると、あっという間にボロボロになることを後で知る(^^;
その後は北太平洋シーサイドラインを西へ。うーん、天気のせいか去年車で来た時ほどの感動がない。でも、霧多布の手前で今年も鹿を目撃。というか道のど真ん中に2頭もいるってば。あぶねー(苦笑)
途中で発見。ムツゴロウ王国♪
ところで、今回の旅行で大きな楽しみだった落石岬を、断念した。天気悪いのに行ってもしょうがないというか、期待が大きかっただけに曇り空の下の景色にがっかりして帰りたくなかったというか。
どうせまた来るし!
霧多布も半島の方へ曲がってみたけど、どうも気が進まずに途中のセイコマで引き返す。ちょっと先の808号を北に向かって、茶内のホクレンで2本目のフラッグ。一人一本って書いてあったけど、なんかせっかく持ってきてくれたから断るのも悪くて(笑)
そのまま国道44号で厚岸グルメパークへ。牡蠣
去年来た時は朝9時過ぎと早すぎて開店してなく、断念したのだ。だから今年こそはと思って、開店時間の11時に合わせて到着。予定通り。ばっちり。
が、入り口に定休日の張り紙が。
な、なにー!道の駅なのに、定休日って・・・。そんなのありかよ
がっかりしてたら、駐車場にいた地元のおじさんが近くの店につれてってくれることに。ありがとうございました♪
ぷっくりのカキ丼、旨かった♪
そのまま国道44号を進んで釧路市内へ。昨日の夜調べた釧路市内のバイク用品屋さんで、バイクのロックを買うため。実はアホなことに、稚内の宿の駐車場に置き忘れてきたのだ。道内は平気かもしれないけど、大坂の夜が心配だから・・・。
ナビのおかげで無事ロックもゲット。1500円のディスクロックと1300円のワイヤーロック。その後、道の駅のしらぬか恋問へ。豚丼が評判なんだけど、厚岸でカキ食べてからあんまり時間がたっていなくておなかすいてない。残念。ちえちえさんの記事によると、相当ウマいらしい。
ここでこれからのことを考える。翌日以降も天気が好転しないのは予報でわかってたけど、こうなったらホクレンフラッグを全種そろえてやる!どうせ天気悪かったら景色がいいところに行っても意味ないし。道北で近いのは富良野。道南は札幌や小樽が含まれているから最終日に行けばいいや。ということで、現在地から富良野を目指すのにちょうどいい池田のYHに電話して予約。天気悪いと早朝出発もしないから、夕飯に加えて翌日の朝食もお願いした。
国道392-242を繋ぐ山間ルートがあるんだけど、今日はパスしておとなしく国道38号で行くことにした。道の駅を出てすぐ辺りから雨が降ってきたので。しかも山の方を見ると真っ白。濃霧の恐れが。だからこの辺写真が無い(苦笑)
あとは何の面白味もない国道38号をひた走る。豊頃で「はるにれの木」の下でしばらく休憩。
濡れそぼり。
最初、どっちが「はるにれ」?と思ったw
17時に無事ユース着。記念すべき、人生初ユースはちょっとドキドキ。
今日のお客は私以外にはライダーがもう一人だけ。淡々と喋る大人な感じの人でちょっと安心。夕食の後、談話室で11時過ぎくらいまでずーっと喋ってた。
今日の走行距離317キロ
7月11日(火) 6日目 のち
池田-ナイタイ高原-国道274号の直線-狩勝峠-富良野-美瑛
この地図はカシミール3Dを利用して作成しています。(出典:国土地理院地形図)
カシミール3Dホームページアドレス(http://www.kashmir3d.com/)
ついに・・・朝から雨。昨日までなんだかんだで朝は曇でふんばってくれたんだけど。
朝食を宿で食べてから8時半出発。ルートは前夜いろいろ考えたけど、ナイタイ高原でソフトクリームを食べた後に富良野・美瑛方面に国道で行くことに。雨は弱くて出発後すぐにほとんど止んだ。
ナイタイは霧で白くて、以前来た時の美しさとは全然違う。それでも一応奥まで行って、黄色味かかった濃いソフトクリームと牛乳をいただく。うまい。
ナイタイのソフト。何があっても外せない。
でもさぶい・・・。ストーブの前に陣取る。
下まで戻って国道274、国道38を繋いで富良野方面へ。地図をあんまり細かく見ていなかったから実際走るまで気づかなかったけどこの辺りの274は信号無しの直線道路がアップダウンを繰り返しながら16キロ続く。2日前に中標津周辺の直線道路を堪能した身にとってもなかなかのものだった。
一人のときはやわキロで淡々と(笑)
何十分もの間こんな感じで信号も無い。
狩勝峠を登っていくとまた白くなってくる。が、上りきる辺りからなんか雰囲気が今までと違う。なんだ・・・?そうか、なんか背中がぬくい。
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、空に青い部分が。わーい♪
かなやま湖手前、南富良野のホクレンで給油して、道北カラーのフラッグをゲットしたすぐ後の道の駅で休憩。そしてカッパを脱ぐ。あっちぃ〜。
ちょうど昼時なので、昼食にゆでとうきび、ジャガバタ、茹でアスパラを。う、うまいっす♪
見よ、この後ろの青空♪
アスパラが太い~。
そしてメロン♪アマ~、ウマ~
富良野に入って、国道237は平日なのに結構混雑。迂回して斜線道路行けばよかったかも。彩香の里でラベンダーを見る。7月の北海道は初めてなので、ラベンダーも初めて。
おー、それっぽく撮れた(笑)
そして美瑛に。
パッチワークの丘をぐるっと周って(雲が多かったけどぎりぎり晴れてよかった)、白金に向かう道沿いの民宿で宿泊。2食付5000円って、ユースより安いじゃん(^^)
本日の走行距離:のんびりと286キロ。