2009GW 九州四国ツー3(5/1) [ツーリングの記録]
阿蘇の夜明けを前日に見つけた眺望ポイントで・・・・
と思って起きたら、すでにお日様が顔を出しかけorz
テント乾かす合間に、少し離れてテント張っていたライダーが出発。負けてらんねーと、半乾きのテントをくちゃくちゃっと仕舞って出発。
前日は阿蘇の北から西側を通って南へ抜けたので、今日は東側を北上してぐるっと繋いでみよう。
というわけで、ちょろちょろ脇道へ入っては戻ってをやりながらR265を北上。途中の箱石峠はなかなかダイナミックな走りができる道だった。
左の写真に写っている根子岳、前日にキャンプ場の管理人さんと雑談していると頻繁に「ねこだけが・・・」と言っているのを聞いててっきり「猫岳」かと思ってた。にゃー。
R57との交差点を右折して東へちょっと走り、ミルクロードへ。
ひゃー。なんすかここ。前日走ったK45も同じミルクロードって名前がついていたけど、そっちとはまたちょっと違った感じだけど、どこまでも続く朴訥とした草原が広がる。
ここでも牧場の中を走る脇道へ入ってはぶらぶら。「草原の中でポツン」という写真を撮れそうな絶好のポイントを見つけるものの、すでに車が一台。10分ほど遠めで様子をうかがってみたけど動く気配なしなので先へ。
ひごだいロードへ入ってちょっと進んだところで、またまた気になる脇道を発見。牧草地帯の中へと向かっているコンクリート舗装路なんだけど、セローでも一瞬進むのを躊躇してしまうような急坂。意を決して進んでみると、そこにはまさに求めていた光景が広がっていた。
最初、思わず呆然と立ち尽くしてしまった。なんというか、まさに阿蘇の中に自分がいる、という感じがして。写真撮るのもそこそこにして、小一時間くらいだろうか、ただただボケーと景色を眺めていた。
その後さっきあきらめたポイントへ行くと車はいなくなっていた。ヤッタと思いながらセローで入る。牧草地のようなので奥へは行かず、轍が残っているところまでね。
すぐ傍では地元のおばちゃんが山菜取り。見せてもらったら、スーパーの袋いっぱいのコゴミ。
ここにも1時間以上いただろうか。なんとなしにお腹空いたなぁと時計を見ると、もう11時過ぎ。朝から走って、まだ走行距離は30キロそこそこw
朝コンビニに立ち寄ったときに、声かけられた人から「高菜飯食べてみて!」と言われていたので、それを目当てに国道まで戻る。ふと道の駅の看板を見つけて向かった「道の駅 波野」で、お目当てを発見。ついでにだご汁もいっときますか。
だご汁は野菜汁だと思ったら、だんご汁だったのね。飯とだんごで、もう腹一杯。素朴な味で美味かった。
さて、午後はどうしようとツーマプ眺めてあれこれ。朝から草原2連発でかなり満足できたので、温泉でも行こうと思い立ち、再びミルクロードを北上してK11へ。いつ入れたのか覚えてないけど、ガーミンに黒川温泉の地蔵湯をウェイポイント登録していたのでそれを目指すことにした。
が。
黒川温泉の看板にしたがってR442を逸れると、臨時駐車場の看板があちこちに立っている。なんとなーく嫌な予感がしつつ先へ進むと、がびーん。温泉街はヒト、ヒト、ヒト。あ、あかん。こんな混んでる温泉になぞ浸かりたくない。
路肩でまたまた作戦会議の末、少し北のほうにある「奴留湯(ぬるゆ)温泉」が目にとまる。38度のぬるめの湯ってのに惹かれた。この日、昼間はかなり暑かったのだ。
ファームロードを北へ。道もよくて走りやすかった。車はほとんど通らず、途中で数台の速いバイクを先に行かせたくらい。
R387へ出て左折すると、数キロで奴留湯温泉の看板を発見。
黒川温泉とはうってかわってガラガラ。湯船からはもったいないくらい溢れた湯がドバドバとあふれ出している。
ここちょっと変わってて、右の写真にちょろっと写っているけど湯船の底が石なのだ。砂利じゃなくて、持ち上げるのが大変なくらいの。座ってもケツが痛くならないポジションを探して、名前通りのぬるいお湯にのんびり浸った。実際は38度ない感じ。無色でクセがないけど、入っているうちにヌルヌルして微かに硫黄のにおい。
すっかり長湯して、出てみればもう3時。そろそろねぐらを見つけなくては。が、このあたりにはめぼしいキャンプ場がないのだ。九重あたりまで戻りますかね。
R387を北へ向かい、途中からK680だったか四季彩ロードだったか。
で、走っているとふと「九重夢大吊橋」の看板が目に入った。せっかくなので立ち寄ってみますかね。
16時半までのところをぎりぎりの20分に到着。500円払っていざ。う、高いな・・・。と思ったけど、渡ってみるとそれほど恐怖を感じず。そねっちさんと行った紀伊半島の吊橋の方がよっぽど怖かった。揺れないし作りも頑丈だからかな。
その後K40を南下するも、九重のキャンプ場をスルーしてしまったようで見つからないうちにやまなみハイウェイと合流してしまった。仕方なくR442周辺でツーマプに載っているキャンプ場を当たっていく。
瀬の本高原は見つからず、三愛高原とゴンドーシャロレーは行ってみるも管理人も客もいなくて閑散としている。次に行った阿蘇ファンタジーの森でやっと受付を済ませたときにはすでに18時半。暗くなる前に寝床を確保できてよかった。
いそいそとテントを建てて、10分ほど離れたコンビニで買出しを済ませて帰ったときにはもう薄暗くなっていた。
夜は、翌日に行われるチョッパーミーティングというイベントに行くというハーレー集団の宴会に混ぜてもらった。22時半くらいまで、飲んで食って(いろいろご馳走になってしまった)、眠気が限界ってとこでお休みZzzz
この日の走行距離:202キロ
午前中それほど走らなかった割に、意外と距離伸びたなー。