2009GW 九州四国ツー7(5/5) [ツーリングの記録]
晴れた(・∀・)
宇和島のユースを出発して、今日は念願の好天四万十川めぐり。
せっかくなので一度河口まで行って、そこから川沿いを上流に向かうことにしよう。河口のある中村まではR56をずいずいと一本道。
宇和島から国道へ出て南下を始めてすぐ、前夜ユースで同宿だったチャリダーの若者を発見。追い抜きざまに手を振ったら気づいて振り返してくれた。
朝飯を食べてないので、道の駅「みしょうMIC」でてんぷら。野菜入り揚げすり身と、カツ天(てんぷらに衣をつけて揚げたもの)。朝から揚げ物バンザイ。試食した竹の子入りも美味かったな。てか、MICってなんだ?
と、なんと食ってる最中にいきなり降ってきた。空は青いんだけどなー。なんじゃこの天気は・・・。
どうにかすぐやんでくれたけど、念のために荷物にはカバーかけて、カメラバッグにもカバー。パラパラ小雨くらいなら大丈夫でしょう。底の部分から引っ張り出すようになっているので、風圧で飛ぶこともなし。
ここで、海がきれいだったので寄り道。K320へ右折して外泊(そとどまり)をぐるっと周ることにした。石垣集落を見てみたかったし(こういうの、好きなのだ)。
ちなみに外泊って読み方がわからなくて今ググったら、「娘の外泊」とか「家出・無断外泊」とかそんなのがわんさか出てきたw
そういえばここの石垣集落は鉄腕DASHのソーラーカーのヤツで見たことがあるな。住民の8割以上が「吉田さん」なんだそうな。
沖縄なんかと一緒で、海風から家を守るためなんだろうか。普段歩かない生活をしているメタボな身には堪えますよ・・・・。
と、ヒーヒー言いながら歩いていたらまたポツポツ降ってきた。
いや晴れてはいるんだけどね(謎)
ここから道は狭くなり、クネクネと海側の断崖を登っていく。しらばらく走って高茂岬(こうもみさき)に到着。海きれ~。
道はK300へスイッチして、さらにクネクネ。うーん、ちょっと一周と思ってナメていたけど、思ったより時間かかるなぁ。ぐるっと周ってやっと戻ってきたときには1時間以上過ぎてた。
R56へ戻ったら、今度は寄り道せずにまっすぐ中村へ。途中から高速道路みたいなバイパスに入ると車も少なくガラガラで快走。
中村の市街まできて、K20で四万十左岸を河口まで。対岸は足摺から中村へ向かうR321だ。3年前に魔太郎さんと走ったなー。
ドラちゃん&ちえちえさんお勧めの「とまろっとキャンプ場」の場所をチェックしてから、河口の下田港に到着。んー、ちょうどここで太陽が雲に隠れてしまった。
渡し舟、現役らしい。ちょっと興味あったけど、遊びで乗るもんじゃないだろうなきっと、と断念。
さて、河口を見て満足したのでいよいよここから四万十川沿いをさかのぼる。まずは中村駅前を通ってK340へ。一番河口に近い佐田の沈下橋から見ていこう。
市街から近いこともあって、観光客いっぱい。屋形船なんかも出ているようで。
さらに上流へ向かって、R441に合流した後も含めて沈下橋はいくつもある。テキトーに寄っては写真撮って、ぶらぶら。
川原へ車の轍が延びていたので入ってみたんだけど、ゴロタ石の上を進むのはセローでも大変だった(汗)
四万十はやっぱりいいね。どこ撮っても絵になる。道も快適。でも、前年秋から冷凍保存されている鮎は四万十といえども美味くない(苦笑)
さて、ここまで今夜泊まるキャンプ場を物色しながら来たんだけど、どうもいまいち惹かれる場所がない。もういい時間なのでそろそろ決めないと。ここはもう、ツーマプに載ってて200円とお安い三島キャンプ場にしようかね。
R381へ入り、念のために夜の食料と飲み物を仕入れておこうと道の駅「四万十とおわ」へ。
と。
と。
なんか空が見る見る間に黒くなってきた。やべ・・・。
風も急に冷たくなってきて、完全に夕立の気配だ。ちょ。夕立の中でテント設営ってシャレにもならんのですが(- -;
これは非難したほうがいいととっさのの判断で、
- すぐ先にあるライダーズイン四万十
- 来た道を30キロほど戻って四万十ユースホステル
- 距離はあるけど大きい町まで行ってホテル探す
の優先順位を定めて、道の駅から電凸開始。で、結局一番最初のライダーズインを確保。と同時にパラパラと降り出した。ここからはすぐ近くなので、カッパ着るより行っちゃった方が早いだろうと出発。
で、到着直後に土砂降り&雷ゴロゴロ。いやー危なかった。
建物の造りは2日前に泊まった雲の上と一緒。でも一人だと妙に寒々しいなぁ。
チェックインのときに管理人さん(町からの委託を受けて、近くの人が何人かで順番にやっているらしい)に聞いたところ、もともとの予約は3組だったんだけど雨が降り始めてから続々と電話がかかってきているらしい。
遅めの朝食の後、昼飯のタイミングを逃してしまい腹減ってたので、道の駅で買った鮎ご飯と川えびとビールをテーブルに載せて・・・
食い始めたところで、
ガシャーン!
と近くの山で落雷のモヨウ。そして同時に真っ暗になる室内w
ちょ・・・ま・・・・。
停電\(;゚∇゚)/
てかもう笑うしかねー。ログは取れなかったけどネタの神様は付いてきた?
暗くて写真だとよく見えないけど、外ですげー音がすると思ったら雹降ってるし。
キャンプじゃなくてよかった・・・・。
真っ暗な部屋に一人でいると精神衛生上よろしくないので、とりあえず管理棟へ。ほかの人たちも同じようで、何組か集まってきた。少しして、なかなか電気が戻らないので近所の人が工事用のライトと発電機を持ってきて、管理棟の中だけはどうにか薄暗いなりに飲食できるようにしてくれた。
管理人さんが炒り卵作って差し入れてくれたり、ほかのお客さんもつまみ持ち寄ったり。雨の中車で買出しに行ってくれた、岡山でラーメン屋さんやっているヒトが豚キムチとかいろいろ作ってくれたり。大充実となりました。
あ、途中で入ってきたヒトが、なんと朝に宇和島ユースでお別れしたチャリダーさんでお互いびっくり(このヒトも雨で急遽避難)。
結局停電は1時間半くらいで回復したんだけど、なんだか妙に盛り上がってしまい消灯時間の22時まで大宴会@管理棟となったのだった。500mmのビール、何本飲んだかな(汗)
本日の走行距離:217キロ
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おまけ
四万十のお茶葉で作ったペットボトルのラベルに載ってる写真のおかあさん、管理人さんのお母さんだそうです。