軍鶏鍋 ~鬼平の食卓~ [食っちゃらハピハピ♪]
昔からの友人と、軍鶏(シャモ)を食べに行ってきた。
恵比寿にある「軍鶏丸」
つき出し、ピリから風に。
焼き物、まずは手羽先とレバー、ぼん尻。
ここのレバーは絶品。初めて食べたときは、口にした瞬間驚きのあまり硬直してしまったくらい。臭みなんてこれっぽっちもなく、濃厚な味だけが口の中を駆け巡る。
追加で紫蘇巻きと、レバーをもう1本。上のワサビは山芋をすりおろした物と混ぜられていて、ねっとりといい感じ。
でもって、いよいよ鍋を。
右から2つ目は白レバー。最近あちこちで知られるようになったけど、これがまた本当に絶品。鍋というより、うすく出汁を張った鍋の中でしゃぶしゃぶのようにして食べる。
ハツもコリコリとしていて抜群。
この店、5年くらい前だったか、ちょうどテレビ「鬼平犯科帳」で相模の彦十役をやっていた江戸屋猫八が亡くなった後、同じく鬼平ファンの友達とどこかで弔いをしたいね、と話していて偶然見つけた店なのだ。
その後都合がなかなか合わなかったり、季節外れになっちゃったり、予約できなかったり(かなり人気の店なので、行くなら予約が必須)、ずいぶん間があいてしまったけど、やっと再訪できた。店は満員、店員さんも5年前よりずいぶん増えてておどろいた。
箸休め。薄味のポン酢でさっぱりと。
鍋のシメには鳥団子。
これまた、ふわっとした団子をかみ締めるたびに、口の中に出汁と鳥のなんともいえない味が広がる。
最後はうどんで。
至福のひとときでした。