2007年夏ツー ~ その10 [2007年夏 北海道東北ツー]
7月24日(火)
R394~R103(奥入瀬渓谷)~十和田湖~K2(十和田大館樹海ライン)~小阪IC~東北道~大鰐弘前IC~弘前南部広域農道(アップルライン)~K30~K39~津軽中部広域農道(やまなみロード)~K31~R101~K280(十二湖公園線)往復~R101~K63~能代山本広域農道~K63~R7~K68~田代スポーツ公園オートピクニック広場泊
東北に入って二日目。前夜の天気予報で晴れなのを確認、そして目の前の湖は東向き。
そりゃ早起きして日の出を拝みたいよねー♪
そりゃもうびゅうぅてぃふぉー
朝露に濡れるタイガーも頬を染めて
まずは国道を西へ向かう。
朝から日差しが強い
馬ぞり!? びっくりした
と、ここでいきなり痛恨のルートミス。R394から八甲田山をぐるっと周ってから十和田湖へ、と思っていたのに、八甲田山を忘れて十和田に直行するルートを取ってしまった・・・・というのを、ずいぶん後になって気づいたw
森を抜けて奥入瀬の方へ
瀬とか
こんな静かな流れになったり
奥入瀬渓谷、名前くらいしか知らないままに、たまたま通ったんだけど、すごくよかった。山の中の渓流なのに、流れがすごく緩やかなところとかあって、雰囲気が独特。バイクではあまり停める場所もなくてあっという間に過ぎちゃったけど、今度は川沿いのハイキングコースとか散策してみたい。
奥入瀬を抜けるとすぐに十和田湖。
最近はスワンじゃなくて恐竜かぁw
樹海ラインを通って山を降りる。途中の展望台から湖が見下ろせて、すごく綺麗。
道もサイコーに気持ちよかった♪
麓まで降りたら、小阪ICから東北道でワープ。大鰐弘前ICで降りたら、ツーマップルで「一面のりんご畑の中を行く」なんて書いてあるもんだから気になってしまった、アップルロード(弘前南部広域農道)へ。
のどかだ~♪
岩木山をぐるっと半周する道もよかった
日本海側へ抜けたら、海沿いの国道を南へ。これまた今回東北で走りたかった、五能線と併走する道だ。
焼きイカ通りでテキトウに店に入って昼飯代わりに食ってみる。
しっかりめに干してある。生もいいけど干物もいい♪
その後はひたすら海沿いを走る。
樹齢千年以上の大いちょう
日本一らしい
そしてついに、憧れの驫木駅へ。
この日に晴れた幸運に感謝したい!
なんか久々に列車の旅をしたくなった
さらに南下して、黄金崎不老ふ死温泉へ。
ほんとに海っぺり(^^)
東北の温泉は温度が高いとこが多かったけど、ここの露天はぬるめでのんびり入れた。写真撮影は禁止だったので、無し。残念・・・。
さらに南下。白神山地が見えてきたあたりで、ちょっと気になった十二湖へ寄り道。なにやら神の子池みたいに青い湖があるらしい。
おお♪ 青というか蒼というか藍というか。不思議だなー。寄り道してよかった。
白神山地のブナ林の水
どっかで見たような・・・ねぇ、まえまえさん
能代の少し北で、広域農道に入って海沿いを離れる。その後は県道で米代川沿いへ。
田園。といえば玉置浩二(古っ)
そして今日もキャンプ
無料。すぐ近くに温泉。Goodですなぁ。しかも、なんかオートキャンプ場のサイトみたいになってた。
疲れたときには甘いもの♪
温泉の売店にあった。カルダスって・・・何者?
健康に気を配って、コンビニで買った酢の物なぞを肴に。
本日の走行距離369キロ
2007年夏ツー ~ その9 [2007年夏 北海道東北ツー]
7月23日(月)
東大沼~R5~函館~(フェリー)~大間~R279~K4~奥薬研温泉~恐山~K6~尻屋崎~K172~K248~R338~R394~K219~わかさぎ公園浜台キャンプ場泊
いよいよ北海道を離れて東北へ。
6時半にキャンプ場を出発して、一路函館へ。
大沼は朝もやの中で幻想的だった。
波ひとつない鏡のような湖面。そしてそれを撮ろうと道沿いに並ぶカメラの砲列(すごくてびっくりした)。
7時過ぎに函館市内に入る。朝市へ寄るにはちと時間が足りないので、道沿いにあったハセガワストアでやきとり弁当を仕入れる。フェリーで食べようかねー。
店内で作ってる
イイ匂い♪
7時半、フェリー乗り場に到着。ガラガラに空いてる。チケットは8時から販売開始だそうだ。あと30分かぁ。
・・・・・・
ええぃ食ってしまえ!
ロビー内に香ばしい匂いを振りまきながら、おいしくいただきました♪
8時を過ぎて無事にチケットをゲット。そしてタンクバッグのツーリングマップルを、北海道版から東北版に差し替える。
乗船待ち
そして出航~。
さらば北海道。また来年!
1時間半の船旅はあっという間。大間港について最初にしたのは・・・
ジャケットのアウター外し
今回着ていったジャケットはPOWERAGEのチェイサージャケット。ベースがメッシュで、その上にゴアウインドストッパーのアウターがくっついてる。道内では暑いときでもアウターつけたままでなんとか平気だったけど、これから先そんなに寒いこともないだろうから、思い切ってメッシュジャケに変身♪
とりあえず程近い大間崎で飯にしますかー。
なんか今年は食い倒れツーだ・・・。ゲフ。
本州最北端で記念写真
マグロの町です
釣り針が付いてた
海沿いのR279を東に走って、K4に入る。せっかくここまで来たんだから、ご本尊を拝まなくては。
奥薬研温泉の「かっぱの湯」
komiさんのプロフ画像になってるカッパ
ここは川沿いの無料露天風呂。さっそく入りましょー。と・・・熱いorz
いやマジでムリ。手も入れてられない。あーあー、服まで脱いだのに、残念。
気を取り直して、4号線をさらに先へ。
久々の細道を抜けて
うーん、結構観光地ちっく?
霊場アイス
よもぎはイマイチでしたorz
その後K6を走って、東北で一番楽しみにしていた尻屋崎へ。
入口ゲート付き
ボタンを押すとゲートが開く。そして先へ進んでいくと・・・
この景色が見たかった!
寒立馬と
足とか、ボテっとしてかわいい
K248~R338をひたすら南下して、小川原湖畔のキャンプ場を目指す。
六ヶ所村あたりは道の整備ぐあいが凄い
夕方5時、キャンプ場に到着。誰もいないorz
テントサイト独り占め(嬉しくない)
北海道を周った自分へのおみやげ
寂しい夜は、ラジオが友達~。
本日の走行距離:242キロ
2007年夏ツー ~ その8 [2007年夏 北海道東北ツー]
7月22日(日) ときどき
小樽~R5~R229~神威岬~K66~ニセコパノラマライン~K97~K478~R5~K265~K523~R229~K42~R277~R5~K338~東大沼キャンプ場泊
晴れの予報に、俄然やる気まんまんで6時過ぎにチェックアウト。
ホテルの二輪車駐車場
前夜自分が来たときは数台だったけど、朝になったら20台ほどに増えてた。おそらく前夜遅くに到着する関西からのフェリーに乗ってやってきたライダーたち。
シェルパに、自作の巨大荷物台とかマフラーガードとか。参考にさせてもらいます♪
小樽市街を抜けて、海沿いを積丹半島へと走る。
奇岩を眺めつつ青空を快走
いよいよ、積丹ブルーとご対面。過去に2回来ているんだけど、天気が悪くてダメだったのだ。3度目の正直。期待が高まる。
期待も高まるけど、アップダウンを繰り返す遊歩道を15分ほど歩いて心拍数も高まる(運動不足だってば)。
ただただ、青かった。ちょっとだけ、マジで泣けました。
来年もまた来たい。もう少し体力つけて(苦笑)
積丹ブルーソフト
岩内で国道から逸れて、ニセコパノラマラインへ。
綺麗。バイクもいっぱい走ってた
羊蹄山をバックに
ニセコの町まで降りたら、羊蹄山をぐるっと周って京極へ。名水100選の羊蹄ふきだし湧水に寄り道してみた。
すんげー湧いてる♪
う、うまいっす
いやーここの水すごい。ほんとうまかった。
道の駅でおやつにコロッケ食べて、京極の直線へ。
6キロくらいまっすぐ
こんな直線路も今回の旅で最後かな
道の駅くろまつないで、お昼
北海道ももうラストだなと思うと、なんかもっともっと走りたくなる。函館方面に直行するのはやめて、お勧めルートになっている523号線で日本海側に出てみた。その後はしばらく海沿いで、42号線で内浦湾側へ戻る。
牧草地から、田んぼが広がる風景に変わる
内浦湾沿いは流れは遅いけど景色はいい
翌朝9時に函館を出航する大間行きフェリーに乗ることに決めて、東大沼のキャンプ場へ泊まることにした。無料♪
湖畔の林間サイト
テントの設営をして、近くの温泉へ走る。途中ちょっとだけダートでびびったけど。キャンプ場へ戻ったら、すぐ前の売店(夏場だけ営業しているらしい)でビールを仕入れる(到着時にチェック済みw)。
今日は暑かったから、2本♪
晩飯はレトルトのいか飯
明日はいよいよ東北だと思うと、コーフンしてなかなか寝付けなかったりして。
本日の走行距離は、久々に晴れ空の下をたっぷり464キロ
2007年夏ツー ~ その7 [2007年夏 北海道東北ツー]
7月21日(土) のち一時
帯広~K133~R38~富良野~K135~R452~K116~三笠IC~道央自動車道~札樽自動車道~手稲IC~R5~小樽~小樽グリーンホテル泊
夜遅かったので、朝はちょっとゆっくりして9時前に出発。未踏の地東北へ向けて、今日は張り切って移動するぞ。天気も、どうやら雨の心配はなさそう。でもちょっと寒いので、外で干してたカッパを上だけ着て、見送られながら出発。またどこかでお会いしましょう♪
R38を南富良野方面へ走る。どうやって西へ抜けようかと思ったけど、行きと同じ日勝峠経由じゃつまんないから・・・。途中で薄日も差してきて徐々に暖かくなり、カッパも脱いで走る。かなやま湖でちょっと寄り道。
誰もいないラベンダー畑
ツーマップルに「穴場のラベンダースポット」なんて書いてあったから行ってみたけど、確かに穴場。てか穴場すぎでしょ。土曜日なのに人っ子一人いないなんて(^^;
11時20分とちょい早めの昼飯は、程近いとこにある「にわとり牧場」のオムライス。
放し飼いの鶏を守る番犬・・・は昼寝中(笑)
砂利の駐車場だけどこういう気遣いはうれしい
メニューもタマゴ型
自分の直前に6人くらいのお客さんが入ったので時間かかったけど(一人で作っているらしい)、ふんわりとやさしい味のオムライスだった。
が・・・・
ここ、今年の11月4日で閉店だそうだ。オーナーさんは元々木工職人で(店内にも木工の品々がたくさん置いてあって、販売もしてる)、そっちに専念するそうな。残念。
その後富良野市街まで出て、一瞬観光でもしようかと思ったけどスルー。なんとなく、気分は東北に向けて盛り上がってる感じだから先へ進みたい気分だし、ラベンダーシーズンの週末の富良野は人大杉と聞いたことがあるので。
それと・・・今日ぜひとも札幌に寄り道したい理由が。
1つは友達のところに顔を出すこと。
もうひとつは、なんとなくここ数日ニュートラルへの入りが悪いような気がするので、オイル交換をしたくて。
三笠から高速でワープ
こんなこともあるかもしれないと、GPSに札幌市内のトライアンフ代理店を登録しておいたのだ。
手稲にあるお店に到着
かなり黒くなってたけどスラッジは少ない
ここから友人に電話。ちょうど家にいたんだけど夕方から仕事ってことで、外で20分ほど立ち話。ま、どうせまた来年会うでしょ(笑)
去年は舞鶴行きのフェリーに乗ろうと暗い中を走った小樽へのルート、今日は暑いくらいの天気。
いつの間にかできてたでっかい直営店
運よく揚げたてのパンロールをゲト♪
もちろん夜食もキープ
知らない新作もいくつかできてたみたいなので、こりゃ来年も寄らなくちゃ(笑)
札幌で、宿泊は小樽のホテル(昼の時点では予報を見てもイマイチ不安定だったのでキャンプは無しで)を予約していたので、かま栄からホテルへ直行。毎年泊まってるグリーンホテル。ここ、値段もそこそこだし場所も便利、しかも・・・
1Fに寿司屋が入ってる
小樽の町は一人歩きに不向きなので(だって・・・ねぇw)、いつもここに泊まってここの寿司屋で一人宴会・・・のつもりが、カウンターで近くの席に座ってた人(写真撮影旅行だそうだ)と話が弾んでしまった。
寿司の前に、もちろん生ビール
かすべ(えいひれ)の煮こごり
かすべってコリコリしてすんごくおいしいんだけど、北海道以外で見かけたことない。
ああ最後にきて贅沢してしまったなーと反省しつつ、夜食に「えだ豆揚げ」をほおばりながらふけていったこの日の走行距離は328キロ。
天気予報がちょっと良くなっていて、明日が楽しみ♪
2007年夏ツー ~ その6 [2007年夏 北海道東北ツー]
7月20日(金)
中標津~K150~R243~弟子屈~K53~R274~K1052~K1060~コッタロ展望台~R391~細岡展望台~遠矢~釧路湿原道路~R38~K73~トイピルカ北帯広YH泊
雨。
前夜遅くに降ってきた雨は、強くなることはないものの結局やむことはなかった。天気予報大はずれ。撤収が大変だから雨ならキャンプはしないと考えていたんだけど・・・や、やられたorz
ボツボツと雨が落ちる音を恨めしく聞きながら、テントの中で予定を考える。気がつけばもう金曜日、出発して1週間近くになるんだ。携帯で天気予報を見ると、どうやら月曜日くらいまで3日ほど、どこへ向かっても晴れは望めなさそう。
ということは、これ以上道東をウロウロしててもしゃーないかな。この辺で走りたいところ行きたいところといえば、晴れてナンボの場所ばかりだから。日曜日か月曜日には函館から東北へ渡りたいから、そろそろ西へ向かうことも考えないと。
そんなわけで、道東は来年にオアズケ。とりあえずあまり走ったことのない釧路湿原を抜けて十勝方面へ向かうことにした。
弟子屈の町営公衆浴場
学生時代に確か立ち寄ったなーと思い出して行ってみたら、午後からだったorz
視界が悪いので抑え気味のペースで、道道を淡々と走る。
コッタロ湿原展望台
白くて何も見えず。まあそうだろうとは思っていたけど。
まっ平のダートを抜けて塘路へ
細岡展望台も、やはり真っ白。
釧路市街を走りたくなかったので、遠矢から釧路湿原道路へ。信号もない直線を、トラックの後ろについて淡々と走る。あまりのヒマさに気絶しそう・・・。
R38へ出て、しらぬか恋問の道の駅で休息。寒かったし腹も減ったし、お約束のアレ、いっときますかー♪
ぶた・どーん♪
割り箸と大きさ比べておくんなまし。肉は上に6枚。そしてご飯の中にも何枚か隠れてる。大盛りを限界直前でなんとか完食。でもこの後1時間、動けず(笑)
この時点で、もう今日中に峠を越える道は無理と判断して宿探し。行きにも通ったけど、帯広か池田でユースだなー。で、行きに満室で泊まれなかったトイピルカ北帯広に電話したら今日は大丈夫とのことなので、食事付きでお願いすることにした。寒いし、雨も止まないので国道をひたすら走って寄り道もせずに直行。
本当は、R38から少し逸れていったところにある昆布刈石という有名なダートを走ろうと出発前から楽しみにしていたんだけど、そこもパス。ちょっとした高台に展望台があって海岸線が綺麗に見えるはずなんだけど、靄で真っ白だしorz
帯広市街に入って、一瞬どうしようか迷った六花亭もパス。サクサクパイ食べたかったけど、濡れ鼠で行ってもね・・・・。
16:30と早めに到着。ロッジ風のきれいな建物だった。
部屋もきれい。二段ベッドじゃない(笑)
お客さん少なくて、個室状態だった。大阪から原チャリで周ってる若い人、車で旅してる女性、同じく車で写真を撮りにきてる山口在住のおじいさん、ちょうど今日1歳の誕生日を迎える赤ちゃんを連れた夫婦(両方とも実はライダーだそうだ)。
自然食っぽい感じ。ウマ~♪
久々にやってみた。ぼろぼろorz
赤ちゃん連れのダンナさんと話が弾んで、道内のお勧めスポットの情報交換したりで23時半過ぎくらいまで起きてた。教えてもらった「さくらの滝(裏摩周のちょい北)」、来年は行ってみますよ~。サクラマスの遡上が見られるそうな。
本日の走行距離:雨の中を273キロ