2007年夏ツー ~ その12 [2007年夏 北海道東北ツー]
7月26日(木)
遠野YH~川井住田大規模林道~荒川高原~K25~R340~大仁田林道~遠野ふるさと村~カッパ淵~トオヌップ展望台~遠野駅~遠野YH泊
前夜、ユースのペアレントに遠野の観光案内をしてもらった。結構面白そうだったので、今日は午前中は遠野観光して、午後移動することにした。
朝はゆっくりハラゴシラエ
先へ進む人、今日家に帰る人、ユースに連泊して遠野観光を楽しむ人、いろいろ。何人かに見送られて、私も出発。まずは「バイクなら・・・」とお勧めされた荒川高原へ。
今日も朝からアチー
あ、今日は写真ばっかです。
日陰がうれしい
この辺りはあちこちの道端に石碑が。
たばこの産地なのだ(あとホップ栽培も盛ん)
高原へ向かう林道に入る道がわからなくてウロチョロ。でもこんな場所ならウロチョロするのだって楽しくてしかがたない♪
トトロの世界っぽいなー
田んぼと納屋の間の細道を抜けて、高原へと向かう舗装林道を走る。
こういう場所での一人ぼっちは、結構好き
ちょっとだけ吹く風がきもちいい
早池峰山のふもとをぐるっと一回りして(1車線幅の細道)、お次は「遠野ふるさと村」。昔の建物を移築したり再現した、こういう場所が結構好きなのだ。実家の近くにも「房総の村」というのがあって、帰省したときによく散歩しに行く。
曲がり屋。写真の右が住居で90度曲がった左が厩。間が土間の台所。厩はかならず南向きに作ってあって、北風が直接当たるのを防いだ。貴重な労働力だった馬を大切にしていたのだ。
orz
暖房と、茅葺屋根をいぶして虫から守るために火を絶やさない。煙でいぶすために、生木を燃やしたりしたそうだ。
おしらさま
青森~岩手に昔から伝わる信仰。むかしむかしのちょっと悲しい物語が言い伝えられてる。片方がオスの馬、片方がお姫様。
山岳信仰も根強くて、この辺りには早池峰山へ向いている神社がいっぱいあるらしい。
「ひっつみ」という、小麦を練ったモノ。旨かった♪
それにしても、本当にいい場所だなぁ。半日じゃ全然足りないよ。3日間くらい逗留したい。
そんなわけで、ユースに電話して今日の夜もお世話になることにした。遠野の魅力あなどるなかれ。
でも、別に何がある場所でもないし、飽きちゃう人はすぐに飽きちゃってつまらないのかも。ちなみに遠野のユースホステル、過去の連泊最高記録は396泊だそうだ(笑)
ふるさと村を出て、次に向かったのはカッパ淵。この辺は盆地なので、とにかく暑い。水辺なら少しは涼しいかなーんなんてちょっと期待。
道端にバイクとめてちょっと歩く
カッパ淵。どうすか?出そう?(笑)
そんなに広くないし深くもなさそうだけど、結構雰囲気は出てるっぽい。水の流れが気持ちよかった。
駅前にもかっぱがいるらしいので行ってみた。
一見浴衣なんか着てかわいく見えるけど
意外とするどい爪先とか
てか、顔怖すぎですからw
道の駅で休憩。
後ろのポスターは「河童のクゥと夏休み」って映画のポスター。遠野が舞台なんだそうだ。
田んぼの中の一本道に入り込んでみたり。
展望台があるので行ってみた
おお、遠野が見渡せる。こうしてみると盆地だっていうのがよくわかる。ダイヤモンド形の平地を、山が完全に囲んでいる。
この展望台は「トオヌップ展望台」というんだけど、語源がアイヌ語だという説があるらしい。「トオヌップ」とはアイヌ語で「湖のある丘原」という意味で、昔ここは湖だったと言われていたとか。
干上がった湖の底か。暑いはずだ(^^;;;
駅前まで戻って、観光案内所の隣にあったここへ寄り道。
昔話を聞けます
悲しい話、笑える話、いろいろ聞くと楽しくて、一番前の席にかぶりつきで1時間くらい聞いてしまった。
最後はユースに帰る道すがら、すぐ近くにある伝承園へ。閉館時間過ぎてたんだけど、おしらさま見るだけってことで交渉して入れてもらった。感謝。
これやりたかったのだ♪
ちなみに、同じ願い事を去年は「夕張の幸せの黄色いハンカチ」のとこで壁に貼ってきた。
夕方、5時過ぎにユースへ到着。昨日から連泊している人は私が次の目的地に向けて出発したのを朝見ているのでびっくりしてた。えへへ。今晩もお世話になります(^^;
なまら蝦夷の創刊号
今日も和気あいあいと
夜もまた盛り上がった
のんびり観光して、本日の走行距離は最短の166キロ。